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どこまで年齢に抗えるか戦う

アラフォー独身、天涯孤独、引きこもりのメンヘラBBAのつぶやきです。

恩師③ 『俺がお前を守る』

夏にちょっとした事件があった。

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その日はAさんがお休みで、私が店舗の鍵を閉める日だった。

部署の違うBさんが送ってくれることになっていた。

免許を持っていなかった私は、いつもはAさんに送ってもらい、Aさんがお休みの日は、別の誰かに送ってもらうように社長から言われていた。

するとBさんが『バーベキューやってるから行こうよ』と、無理やり連れて行かれた。閉店後だから深夜近くだ。他店のスタッフや元スタッフもいて、人見知りな私は退屈でしょうがなかった。

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疲れていたのでテントで寝ていたら、他店のスタッフがいきなり後ろから抱きついてきた。『やめて下さい』怖くてあまり大きな声では言えなかった。

未遂に終わったけど、怖くて怖くてたまらなかった。

誰にも言えなかった。

秋になって、私に異動の話が来た。未遂に終わったヤツのいる店舗だった。

初めてAさんに相談した。Aさんは激怒した。『何ですぐ言わなかった❓待ってろ。俺が懲らしめてやる』

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Aさんは社長に私の被害を報告した。

社内でも一部の人間しか知らないように配慮もしてくれた。

ヤツとヤツの父親が呼ばれた。

ヤツの父親は『何で今更被害届だなんて…』と頭を抱えていた。

Aさんは極めて冷静に、私が息子さんの勤めている店舗へ異動の話があるからと伝え、『抵抗出来ない女性を力づくでどうにかしようとするなんて、蝦名が届けを出したら息子さんは犯罪者ですよ』と語気強めに言い放った。私は泣いてるだけで、何も出来なかった。

結局ヤツは退職した。

『今度からは何かあったらすぐ俺に言えよ。お前のことは俺が守るから。お前も俺から離れるな。わかったか❓』

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泣きながら何度も頷いた。

Aさんは、また優しい笑顔だった。