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どこまで年齢に抗えるか戦う

アラフォー独身、天涯孤独、引きこもりのメンヘラBBAのつぶやきです。

恩師⑥ 突然の別れ

2年目の秋、本店から遠く離れた土地に新店舗を出店することになった。

その店長にAさんが選ばれ、Aさんは遠くへ引っ越すことになった。

公になる前にAさんから告げられた。

車の中でだ。

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『お前、俺のこと忘れろ』

『どうしてですか❓無理です』

『俺、異動になる。◯◯だ。だから俺のこと忘れろ』

『何でAさんなんですか❓嫌です。◯◯へ行ってもずっと好きです』

もう泣きっぱなしだった。普段はクールなAさんも泣いてた。

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『俺のこと好きか❓』

『好きです。ずっと大好きです』

『俺もお前のこと好きだ。俺の心にはお前がいつもいる。だからお前の心にも俺がいつもいるから大丈夫だな』

2人とも涙でいっぱいだった。

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Aさんが引っ越すまでの1ヶ月、引き継ぎで別の店舗の店長が来た。意地悪パート姉の彼氏らしい。

Aさんは新店舗の教育計画などの業務と引越しの準備が忙しく、殆ど本店には顔を出さなくなった。

突然アパートに寄ってくれたときは本当に嬉しかった。

『お前の顔が見たかった』

そう言って頭を撫でてくれるだけで幸せだった。

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とうとうAさんが本店勤務最後の日が来た。泣かないと決めていた。

Aさんは普通に帰るように本店を後にした。

私は最後まで泣かないでいられた。

姿が見えなくなってから休憩を取り、車の中で思い切り泣いた。

私に自信を与えてくれたAさん。大丈夫、私の心にはAさんがいる。

当時はそう思っていた。

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新しい店長はAさんとは全く逆のタイプでパートさんの尻に敷かれるような店長だった。引き継ぎした通りにやらないでミスすることも多かった。はっきり言って見下してた。

私が甘かった。